NPO法人 トラムで未来をつくる会とは

トラムとは、英語仏語で路面電車のことです。

私たち”トラムで未来をつくる会”は、沖縄に次世代型路面電車(LRT)を中心にした公共交通社会を実現する事によって、人と環境にやさしい沖縄の未来社会を築くために、2009年5月より活動をはじめました。



トラムで未来をつくる会 理念

一、人と環境にやさしい公共交通を通して沖縄の新たな島づくりを実践する。

二、交通弱者の立場にたった公共交通社会を実現する。

三、つねに共栄共存の立場に立ち、アジア太平洋の模範となる公共交通社会の実現をめざす。



未来を拓く、新軌道交通八策

トラムで未来をつくる会では、利用者のための公共交通網をつくり、夢と希望のあふれる沖縄の未来を拓く為、「新軌道交通八策」を提唱しています。

一、県民の日常の足であることを第一に、観光客の利便性を第二に考えること。

二、自発的に自動車依存から抜け出し、公共交通利用に向かう魅力があること。

三、ユニバーサルデザインの導入により、だれでも使える交通機関にすること

四、主要都市圏を独立的に捉え、中心市街地の活性化に役立つものであること。

五、各都市圏相互の接続のため、軌道幅や電力供給などの基本形式を揃えること。

六、線路、車両、動力等に最高の鉄道技術を導入し、世界的な見本になること。

七、経営方式、運行管理、料金徴収等のソフト面も最高技術の導入を図ること。

八、フィーダーとしてのバス路線やパークアンドライドの駐車場を考慮すること。


トラムで未来をつくる会の活動


トラムで未来をつくる会の運動拠点は沖縄ですが、様々な地域のトラム、LRT、無公害バスなどの交通機関を普及させる活動を幅広く支援する体制です。

トラムで未来をつくる会の構成員はサラリーマン、教師、公務員、医師等様々な人により構成され、市民の立場から活動しており、例会を通じて、シンポジウムや講演会などを企画し、書籍販売等を実施して、知識伝播を行い活動計画を練っております。

kenchomae.jpg

↑ こんな光景をつくる事が我々の活動目標です。↑

「トラムで未来をつくる会」の代表、富本 実(とみもと みのる)は10年位前から粘り強い活動を続けてきました。

私達は、このLRTを導入することによって、マイカーに頼りきった沖縄の移動手段を変えていかなければならないと考えています。

専用レールの上を走るLRTは、渋滞知らずで時間に正確。なので予定通りの移動ができます。
マイカーを使わずにすむようになると、駐車場の確保や飲酒運転の心配もなくなります。
そして、排気ガスの公害問題も軽減し、温暖化防止に一役かうことにもなります。

モノレールや普通の鉄道のように高架でないので、ホームまで昇っていく必要がなく、街角にある電停といわれる停車場から簡単に乗れます。車イスやベビーカーもそのまま乗れます。

電停の周辺には住宅や商店ができて新たな街を形成することでしょう。
ただし、今よりも歩行者や買い物客が動きやすい「まちづくり」の工夫が必要となるでしょう。

そして、LRTを建設するコストは、モノレールや高架鉄道に比べて半分以下におさえられます。
だから、運賃が安いのです。これは、まさに庶民の味方でしょう。

だから、貴方も、
          安くて
          便利で
          確実な
               を応援してくださいね。
 


私たちの活動の多くは、賛助会員の皆様の会費や寄付によって支えられています。人と人とがつながり支えあう社会を実現するため、私共の活動へのご支援をお願いいたします。
寄付も随時受け付けております。

[入会・寄付のご案内はこちら]